この記事では、アフィリエイトサービス「Amazonアソシエイト」に関する
仕訳方法を紹介します。
1.Amazonアソシエイト報酬の売上処理
※もし、補助科目が無い・選択できない場合は、「得意先情報の設定」が終わっていません。
やよいトップのナビゲータより、[導入]―[得意先の銀行等の設定]を選択し、
「得意先(売掛金)情報の設定」でASPを登録してください。
[日付]→ 1/31(1月の場合)
[相手勘定科目]→ 売上高
[適要]→ アマゾンアソシエイト報酬(2015年1月分)
[売上金額] → 〇〇〇〇
報酬の確認方法は、Amazonアソシエイトの管理画面にログインし、
画面右上のメニューから[アソシエイトアカウントの管理]―[支払い履歴の確認]
へと進むと表示されます ↓
「銀行振込みによる支払い」に「銀行振込手数料(300円)」を
足した金額を売上高として入力します。
2.Amazonアソシエイト売掛金の回収
売掛金の回収(報酬が振り込まれたときの事)は、
そのまま売掛帳から記入してもいいのですが、
預金出納帳を軸に管理する方がわかりやすいので、
一旦、売掛帳を閉じ、預金出納帳から記入することにします。
はじめに通帳の内容を全て預金出納帳へ入力済みの方は記入の必要ありません
[勘定科目・補助科目]から、Amazonアソシエイトの報酬が振り込まれた
銀行口座を選択します。
※口座が選択できない・登録されていない場合は、画面右上の[閉じる]を選択し、
やよいトップから[導入]-[得意先銀行等の設定]から登録を行ってください。
口座明細を見ながら、Amazonアソシエイト報酬の入金があった日付・金額を入力します。
Amazonアソシエイトは、2か月前の分が月末に振り込まれます。
[相手勘定科目]→ 売掛金
[相手補助科目]→ Amazonアソシエイト
[適要]→ アマゾンアソシエイト報酬(2015年1月分)
[預入金額] → 〇〇〇〇
なお、5,000円の最低支払額を満たさず支払繰越がある場合は、
振り込まれた月の適要を「アマゾンアソシエイト報酬報酬(2015年1月分・2月分)」
のようにまとめて記入します。
3.振込手数料の仕訳
2017年10月03日以降、アマゾンアソシエイトでは銀行への振込手数料が300円掛かっていたのが、無料になりました。
よって、2017年10月末に振り込まれる報酬(2017年8月分の売り上げ)からは、振込手数料は仕訳は必要ありません。
Amazonアソシエイトでは報酬支払の際、振込手数料(300円)が差し引かれています。
このままでは、この振込手数料にまで課税されてしまう為、
振込伝票で手数料の仕訳を行います。
さきほど入力した行を右クリックして、「振替伝票に変換」を選択してください。
借方科目に「支払手数料」を追加し、
借方金額に銀行振込手数料 (300円)を入力します。
また、貸方金額を「口座に振り込まれた金額」と「支払手数料」を
足した金額に修正してください。
さきほど入力した振替伝票の内容が、売掛帳に反映されているはずです。
売上(報酬)を回収(入金)して、残高が「0」になりました。
4.Miscellaneous Creditの仕訳
Amazonの支払い履歴に『Miscellaneous Credit』という項目でわずかな紹介料がプラスされていることがあります。
『Miscellaneous Credit』とは、不具合などによりレポートに計上されなかった紹介料です。
いつ発生した分なのかもわかりませんし、『Miscellaneous Credit』が付与された日付で仕訳します。
「売掛帳」に「売上高」として計上します。
これでAmazonアソシエイト報酬の仕訳は終わりです。